KeyencePLC IPアドレス設定方法

KEYENCE

はじめに

PLCとタッチパネルやIAIのコントローラ等と信号のやり取りをしたいときに便利なのがEthernet/IP接続です。
Ethernet/IPで接続する時には、お互いのIPアドレスを設定しておく必要があります。
※IPアドレスは重複しないように気を付けてください。
例:PLC      192.168.0.10
  タッチパネル 192.168.0.20
  IV3     192.168.0.30

今回はKV STUDIOからIPアドレスを設定する方法を説明していきます。

設定方法

KV-8000,7000 シリーズ

プロジェクトタブのユニット構成部分にPLCの名称が書いてあるので、そこをダブルクリックします。

ユニットエディタが開かれます。
右側のユニット設定(2)を選択し、下にスクロールしてください。
IPアドレスという欄が出てくるのでその部分をクリックするとIPアドレスが編集できます。

192.168.0.10の最後の10の部分を基本的には編集することになります。

適用を押して設定を確定させます。
OKを押すとユニットエディタが閉じます

KV-nano シリーズ

KV-nanoシリーズには、Ethernet/IPのポートが標準では用意されていないので、ユニットを追加しなければいけません。

CPUユニットにKV-NC1EP(Ethernet/IPユニット)を追加します。
※似ているものでKV-EP02がありますがこれはCPUユニットに接続するのではなく追加I/Oユニットと接続しEthernet/IPで入出力を行うときに使用します。

プロジェクトタブのユニット構成部分にPLCの名称が書いてあるので、そこをダブルクリックします。

まずはEthernet/IPユニットをユニットエディタで追加します。
ユニット選択(1)を選択し下にスクロールするとKV-NC1EPがあります。
その部分を左の白枠の空きスペースにドラック&ドロップします。
これでユニットの追加が完了しました。

右側のユニット設定(2)を選択し、下にスクロールしてください。
IPアドレスという欄が出てくるのでその部分をクリックするとIPアドレスが編集できます。

192.168.0.10の最後の10の部分を基本的には編集することになります。

適用を押して設定を確定させます。
OKを押すとユニットエディタが閉じます

おわりに

IPアドレスは実機と接続してオートコンフィグレーションを使用すれば、簡単に自動設定できます。
しかし、他の機器と被ってしまう場合があるので設計段階でアドレス割付を決めて、事前に手動設定しておくとアドレス被りによるミスは減らせると思います。

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