はじめに
行コメントやブックマーク機能というものがあり、この機能を使うとラダーが見やすくなります。
ソフトの量が多くなってくるとどこにどんな内容が書かれているのかがすぐには分からなくなっていきます。そこで、行コメントやブックマークに処理の概要や使用デバイス等を書いておくと後で見返したときに分かりやすいです。
行コメントとブックマークの違い
行コメントはその名の通りラダー上の一行を使用してコメントを入力できる機能です。
ブックマークは見た目は行コメントと一緒ですが、色が青になります。
またプログラムの部分にはブックマーク
行コメント

ctrl+enter
ctrl+enterがショートカットキーです。
右クリックの挿入から行コメントを選択しても追加できます。
ショートカットキーを入力すると画像のような状態になります。
ここにコメントを入力し、ctrl+enterかescで確定できます。
ブックマーク

ctrl+shift+insert
ctrl+shift+insertがショートカットキーです。
右クリックのブックマークからも挿入できます。
ショートカットキーを入力すると画像のような状態になります。
ここにコメントを入力し、ctrl+enterかescで確定できます。
ブックマークは行コメントとは違いプログラム名の所に表示され、クリックするとその行にジャンプできます。
プログラムタブのモジュールの部分から[+]が表示されている所をクリックしていくとブックマークの一覧が表示されます。
見たいブックマークの所をダブルクリックすることでその行にジャンプできます。

おわりに
プログラムが多くなってくると必然的に各モジュールのプログラムの長さも長くなっていきます。
そうなってくると毎回スクロールして目的の場所に移動するよりもブックマークを作っておき、ブックマークをクリックして移動した方が圧倒的に時間短縮になります。
ブックマークはプログラム内容の切り分け用として、行コメントはその行以下の詳細やメモ用に使うと分かりやすくなるかもしれません。
私はいつもブックマークには、R100~や原点復帰、と書いて一行下に行コメントを追加し、詳細を書いています。
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